子供に広がる美容整形

「整形大国」といわれるほど、美容整形がさかんな韓国では、女子中学生や高校生にまで、整形願望が広がっているという。もちろん、整形手術は子供には手が届かないが、自分でできる整形グッズが売られている。例えば、まぶたを閉じれなくして、二重まぶたにするメガネなどである。それは日本でも売られているから、綺麗だと言われたいのは、どの国も同じであろう。

高森顕徹監修『なぜ生きる』2部15章には、こう書かれている。

 いかに名誉欲に迷惑しているか。少し古いがテレビが普及し始めたころ。ある団地で、アンテナが立っていたので、集金に行ってみるとテレビがない。事情を聞くと、?隣近所はみな持っているが、家では買えない。擬装せずにおれなかった?と打ちあけたという。見下げられたくない苦労である。
 女性は、若さと美貌に命をかける。綺麗になるためになら、危険を冒し苦痛にも耐える。美容整形に大金を投じても、少しも惜しくはないようだ。無人島にいたらどんなに気楽なことだろうに。