2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「摂取不捨の利益」 歎異抄はここにおさまる

高森顕徹氏による歎異抄解説が出る前に、「なぜ生きる」での歎異抄解説について、改めて触れておきたい。歎異抄の18章は、第1章におさまる。 1章はまた、冒頭の「弥陀の誓願不思議に助けられまいらせて」の一言におさまる。 それはつまり「誓願不思議の…

高森顕徹氏による歎異抄解説本

高森顕徹氏による歎異抄解説本が発売されるというアナウンスがあった。 大いに期待したい。歎異抄は、あくまで「傍流の書」である。 歎異抄に記されていることを、そのまま自分の字力によって解釈したものが「浄土真宗の教え」であると思うのは、大変な間違…

真仮を峻別するもの

仏教8宗派が「東京ボーズコレクション」−−築地本願寺・松原さんに聞く 「はっきりものごとを分ける考え方が浸透してきたからだと思うんです。私とあなた、生と死、善と悪、真と偽、勝ちと負け。米国は『世界の警察官』を自任して、自分たちこそ正義でイスラ…